女性の家族葬は今の時代に合った葬儀Now

冠婚葬祭のやり方が、以前とは随分と変わってきた気がします。
結婚式はジミ婚が増えて、お葬式は家族葬が主流となりつつあります。
家族葬とは、家族や親族などの近親者のみで行うお葬式のことです。
昔は、町内会などのご近所さんや会社の関係の方々にも来ていただいて、盛大にやるのが主流でしたが、最近では家族だけでの葬儀を選ぶ方がほとんどだそうです。
理由は、故人がそれを希望しているからです。
女性も男性も独り身の人も多くなっていますし、葬儀自体が自分が亡くなってからのことですし、派手にすればそれだけ手配するものの数や費用も増えます。
お葬式を執り行う息子や娘、家族に苦労をかけたくないという思いもあるようです。
私自身、身内が亡くなった際に家族葬を経験しました。Me

家族や親族だけの総勢十数名のこじんまりとしたお葬式でしたが、それでも会場や祭壇や会食の手配、参列者への気遣い、初七日の手配など、気を配ることだらけで、終わったあとは大変疲れた記憶があります。
総勢十数名の葬儀でこれだけ大変なのだから、一般的な葬儀はよほど大変だろうと思います。
ほとんど面識のない親族や会社関係の方々ときちんとご挨拶をして、粗相のないようにしないといけません。
それなりの人数が集まるのだから、故人のためにも祭壇をそこそこのランクのものにしないといけないのでお値段も張ります。
女性が希望する新しい葬儀の形
それが当たり前だった時代では、そのことを受け入れると思いますが、自分自身が家族や親族だけの気兼ねない葬儀を経験した以上、できるだけ主催者にも参列者にも負担のないものを、と考えると、自分がどういった葬儀を希望するかは目に見えています。
後に残された家族への思いやりが、こういった葬儀のあり方を後押ししているのかもしれません。
もちろん、一般的な葬儀を選ぶ方もまだまだいるので、どの葬儀がいいというのではなくて、葬儀のやり方の幅が広がったと言えます。
女性の理想の人生をどう終わらせるか、これからも目が話せません。